圧倒的なゴールを決めてきたセルティックの古橋亨梧は、今季のスコットランドサッカー界で最も優れた選手との評価に値するのだろうか。

　４月18日、英紙『THE Sun』の12人の記者が、それぞれが選ぶ年間最優秀選手を発表した。２人の記者が古橋を選出している。

　日本人ストライカーを選んだひとりの記者は「今季は29得点をあげ、最も重要な試合で力を発揮してきた」と称賛した。

「アイブロックスでの（レンジャーズ戦の）終盤の同点弾に続き、カップ戦決勝での２得点、さらにホームでのレンジャーズ戦でまた２得点。この笑顔の男が勝者だ」
 

　古橋をチョイスしたもうひとりの記者は、「アンジェ・ポステコグルーはセルティックで多くの補強をしてきたが、中でもキョウゴだ」と賛辞を寄せている。

「今季はすでに29ゴールを決め、またもセルティックのタリスマンとなった。大舞台に強く、ここ３試合のオールドファームで５得点が証明している」

「ワールドカップに出られなかったショックに対処しなければいけなかったことを考えれば、さらに見事だ。日本の監督が疑問を抱いているのは明白だが、キョウゴはセルティックで50得点近くを挙げており、彼が正気でないかのように見せてきた」

　ちなみに、12人の中で最多の３票を獲得したのは、セルティックのキャプテンを務めるカラム・マグレガー。同僚の旗手怜央も１票を獲得している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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