パリ・サンジェルマンで、再び世界一ハイレベルな正守護神争いが繰り広げられることになりそうだ。

　現在36歳のケイラー・ナバスは、2019年夏にレアル・マドリーから加入以来、継続してゴールを守ってきたが、昨季は新加入のジャンルイジ・ドンナルンマと併用される形に。迎えた今シーズンは、将来を見据えたチーム方針からバックアッパーへ降格。出場機会が激減し、今冬に出場機会を求めてノッティンガム・フォレストへ期限付き移籍していた。

　新シーズンは再び12歳年下の後輩との一騎打ちに臨むのか、あるいはパリSGに見切りをつけるのか。コスタリカの英雄の決断が注目を集めるなか、本人が去就に言及。フランス『CANAL+』のインタビューでこう明かした。
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「パリとの契約はまだ１年残っている。もし私が戻ってプレーする流れになれば、チャンピオンズリーグ（CL）を制覇できると感じている。私がいた頃、クラブがそれまで一度も辿り着けなかった決勝まで行ったんだ」

　フランスの名門は、ナバス加入１年目の2019-20シーズンに初めてCL決勝に進出。翌年もベスト４まで進んだ。しかし、もちろんGKだけの問題ではないとはいえ、ドンナルンマを迎えたここ２年は、いずれも16強止まりとなっている。

　実力勝負では負けないと意気込むベテランが、宣戦布告をした格好だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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