「なぜPKじゃない? 冗談だろ!」三笘薫も猛抗議した“誤審”を元英代表DFが辛辣批判!「謝罪はこれまで見た中で最も無意味。慰められると思うか?」

2023年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰か説明してくれるか?」

誤審のシーンで珍しく感情を露わにした三笘。(C)Getty Images

 誤審問題が依然として物議を醸している。

 4月8日に開催されたプレミアリーグの第30節で、三笘薫が所属するブライトンはトッテナムと敵地で対戦し、1-2で敗れた。

 三笘とダニー・ウェルベックのゴールがハンドで取り消されるなど不利な判定が続いたなか、71分にCKの流れから三笘がペナルティエリア内で敵MFピエール=エミル・ホイビュアに足を踏まれて転倒。しかしホイッスルは鳴らず、日本代表アタッカーは珍しく怒りの表情で抗議をしている。

 翌日、イングランドの審判を統括する組織『PGMOL』は誤審を認め、ブライトンに謝罪したものの、VARの運用を含めて批判の声は後を絶たない。

【動画】「とんでもない判定」「ありえない」と現地サポも激怒!ハンドで幻となった三笘のゴラッソ
 そんななか、この誤審を批判したのが、元イングランド代表DFのマイカ・リチャーズ氏だ。英紙『Daily Mail』によれば、「VAR に関して、ブライトンとトッテナムの間で何が起こったのか、誰か説明してくれるか? ミトマがホイビュアに転ばされた時、PKでなかったのはなぜだ? 冗談だろ」と誤審を酷評。こう批判を続けている。

「PGMOLは誤審を謝罪する声明を発表したが、謝罪はこれまでに見た中で最も無意味なことのように感じるね。ノースロンドンでの彼らの素晴らしい努力が報われない謝罪で、ブライトンの誰が慰められると思うか?」

 リチャーズ氏は「シーズンの大きな瞬間になるかもしれない。ブライトンは素晴らしく、欧州カップ戦の出場権を獲得する絶好のチャンスだ。彼らが1ポイント差でそれ逃した場合、最初に思い出すのはトッテナムへの遠征だろう」とも語っている。

 ブライトンは気持ちを切り替え、15日のチェルシー戦でこの鬱憤を晴らせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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