現地時間４月９日に開催されたオーストリアリーグの優勝プレーオフ第２節で、中村敬斗が所属するLASKリンツはシュトゥルムと対戦した。

　この試合に左サイドハーフで先発出場を果たした中村は、１点ビハインドで迎えた71分、右からのクロスにボレーで合わせる。これは相手GKにセーブされたものの、こぼれ球を味方が押し込み同点ゴールを挙げる。

　さらに79分には、右からのクロスに飛び込み、ヘディングシュート。鮮やかに逆転ゴールを奪ってみせた。チームは２－１で勝利を飾っている。
 

　現地メディア『LIGA PORTAL』によると、前節のオーストリア・ウィーン戦（２－２）に続いて、優勝プレーオフ２戦連発となった中村をLASKのディートマー・キューバウアー監督は絶賛している。

「ケイトは前半ほとんど消えていたが、彼は決して100パーセント無力化は無理な選手だ。事実、勝ち越しゴールを決めている。苦手な頭で決めたのは驚きだが」

　さらにチームメイトのロベルト・ジュリは中村に対し、「トッププレーヤーで、ゴールもアシストもたくさんしている。我々にとって重要な存在だ」と信頼を寄せている。

　これで中村は今季、公式戦で16ゴール目をマーク。22歳のアタッカーはノリに乗っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ヘッドで決めた中村敬斗の逆転弾をチェック！

【PHOTO】ワールドクラスの美女サポーターずらり！ スタジアムを華やかに彩る麗しきファン厳選ショット！