なでしこジャパン、ポルトガルを2-1撃破! 先制許すも長谷川&田中弾で逆転勝ち!

2023年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷川と田中は共に1G・1A

日本はポルトガルに逆転勝ちを収めた。(C)Getty Images

 日本女子代表は現地時間4月7日、国際親善試合でポルトガル女子代表と対戦し、2-1で勝利した。試合はポルトガルのエスタディオ・D・アフォンソ・エンリケスで行なわれた。

 日本のスタメンは以下のとおり。システムは3-4-2-1、GKは山下杏也加、3バックは右から宝田沙織、三宅史織、南萌華、ダブルボランチは長谷川唯と長野風花、ウイングバックは右に清水梨紗、左に杉田妃和、シャドーは猶本光と藤野あおば、1トップは田中美南というラインナップだ。

 立ち上がりは守勢に回った日本だが、9分にチャンスが訪れる。藤野のクロスに杉田がヘッドで合わせるが、相手GKの好守に阻まれる。

 徐々に日本がボールを握る時間が増え、テンポの良いパスワークで攻撃を仕掛ける。18分には右サイドの崩しから、清水のパスを受けた田中が惜しいシュートを放つ。

 ペースを握りかけたかに思われたが、25分に先制を許す。中央からスルーパスを通され、最後はアナ・カペタに決められる。その2分後には立て続けにピンチに見舞われるも、これはGK山下の懸命なセーブで事なきを得る。

 1点を追いかける日本は35分、試合を振り出しに戻す。左サイドの杉田からのパスを受けた田中が折り返すと、勢いよく飛び込んだ長谷川が押し込む。
 
 同点に追いついて活気づく日本がさらに攻め立てるが、前半は逆転に至らず1-1で折り返す。

 迎えた後半、52分に清水のお膳立てから田中が決定機を迎えるが、至近距離からのシュートはストップされる。だがその1分後、今後はしっかりと決め切る。長谷川のロングボールに抜け出した田中は、前に出てきたGKをかわす冷静なフィニッシュで逆転ゴールを挙げる。

 その後もチャンスを重ねる日本。3点目は奪えなかったものの、押し込まれる場面では個々が身体を張って対応するなど最後までリードを守り抜き、白星を掴んだ。

 2試合が組まれた今回の欧州遠征で、次戦は現地時間11日にデンマーク女子代表と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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