現地時間４月４日に開催された延期分のプレミアリーグ第７節で、三笘薫を擁する６位のブライトンは、残留ラインぎりぎりの17位に沈むボーンマスと敵地で対戦。直近のブレントフォード戦（３－３）で、今シーズンの公式戦10点目を奪った三笘は、定位置の左サイドハーフで先発した。

　立ち上がりから圧倒的に主導権を握ったブライトンが、スコアを動かしたのは28分だ。ペナルティエリア内でセカンドボールに反応した三笘が、左足で絶妙なクロスを送り込むと、18歳のファーガソンがお洒落にヒールで流し込んだ。

　勢いが止まらない日本代表MFは、これで公式戦７戦連続でゴールまたはアシストを記録。今シーズンの個人成績を10ゴール・６アシストに伸ばした。

　１点リードで折り返すと、55分にファーガソンが今度は逆サイドのマーチのラストパスから、ワンタッチでシュートを放つが、クロスバーの上を越える。
 

　さらに83分には三笘が一気に持ち上がり、相手を引き付けたところでマーチへパス。最後はウェルベックがシュートを放つも、モノにできない。

　それでも90＋１分、途中出場のエンシソが勝負を決定づける追加点を奪取。19歳のパラグアイ代表FWは、待望の加入後初ゴールとなった。直後に三笘はベンチに下がり、お役御免となった。

　ブライトンは結局２－０で快勝。２試合消化の多い、チャンピオンズリーグ出場圏内の４位トッテナムとの勝点差を４に縮めた。今週８日にはそのトッテナムと直接対決だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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