４月２日に開催されたラ・リーガ第27節で、レアル・マドリーはバジャドリーとホームで対戦。６－０で大勝を飾った。

　この試合でハットトリックの活躍を見せたのが、主砲のカリム・ベンゼマだ。１－０で迎えた29分に巧みなヘディングでネットを揺らすと、32分にも右足のミドルシュートで追加点を奪う。

　とりわけ圧巻だったのはその３分後の３点目で、右サイドから仕掛けたロドリゴが送り込んだマイナスのクロスになんと右足でバイシクルシュート。鮮やかにネットを揺らしてみせた。
 

　このゴラッソに『WOWOW』で解説を務めていた元日本代表MFの北澤豪氏は、思わず「わっ、なに、ウソ？」と驚嘆。元フランス代表FWの動きを絶賛した。

「思ったより後ろに出てきた瞬間にクイックに反転してやってますからね。よく合わせられるなぁ。もう１回やってみろと言われたらできるんでしょうけど、見事ですよね」

　わずか７分間でハットトリックを達成したベンゼマ。チャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイと重要な試合が続くシーズン終盤に向けて、グッと調子が上がってきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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