プレミア首位アーセナル、守田所属のスポルティングにPK戦の末に敗れEL敗退。冨安は開始9分で無念の負傷交代

2023年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

守田は累積警告で出場停止

アーセナルは2戦合計3-3でもつれ込んだPK戦の末、スポルティングに敗戦。8強入りを逃した。(C)Getty Images

 現地時間3月16日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2レグで、冨安健洋を擁するアーセナルは、守田英正が所属するスポルティングとホームで対戦した。

 守田は累積警告で欠場するなか、右SBで公式戦3試合ぶりに先発した冨安にいきなりアクシデントが発生。相手ボールを奪いに行く際に足を滑らせたところで右膝を痛めたのか、ピッチに座り込んでしまったのだ。

 前日に発表された日本代表メンバーにも名を連ねた24歳は、そのまま歩いてピッチを後にし、9分にホワイトと交代となった。

 暗雲が漂うも、プレミアリーグ首位を走るアーセナルは、19分に幸先よく先制点を奪取。絶妙のタイミングで抜け出したマルチネッリのシュートは、GKアダンに阻まれたものの、こぼれ球に反応したジャカが左足で押し込んだ。第1レグは2-2で終わったなか、2戦合計3-2とし、一歩前に出た。

 ただその直後、今度はここまでプレミア全試合で先発している不動のCBサリバが負傷交代。ホールディング投入を余儀なくされ、前半のうちに2枚目の交代カードを切る。

 1-0で折り返すと、後半の頭には先発復帰したガブリエウ・ジェズスに代え、トロサールを送り込む。
 
 その後、追加点を奪えずにいると、62分にペドロ・ゴンサウベスに守護神ラムスデイルが少し前に出ていたところをつかれ、ハーフウェイライン付近からの超ロングシュートで被弾。同点に追いつかれてしまう。

 勢いづくポルトガルの雄に72分には決定機を作られ、ペナルティエリア内からエドワーズにシュートを浴びるが、ラムスデイルが顔面でビッグセーブを見せ、大ピンチを防ぐ。

 結局、第1レグと合わせ180分では決着がつかず、延長戦に突入。97分にはゴール前で相手のバックパスをカットしたトロサールがビッグチャンスを迎えるも、右足でのシュートはアダンに右手で弾かれた後、左ポストを叩く。

 117分に途中出場のウーデゴーのFKから、ガブリエウ・マガリャンイスが放ったヘディングシュートも35歳のスペイン人GKの好守に遭う。

 ついにはPK戦へ。スポルティングは5人全員が成功させたのに対し、アーセナルは4人目のマルチネッリが痛恨の失敗。死闘に末に敗れ、EL敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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