U-20日本代表がアジア杯で連勝! 佐野、熊田、坂本のゴールでキルギスに3-0快勝、決勝T進出へ大きく前進

2023年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

熊田が2試合連続ゴール

強烈ミドルでチームの2点目を決めた熊田。日本がキルギスを3-0で下し、2連勝を飾った。写真:佐藤博之

 U-20日本代表は3月6日、U-20アジアカップのグループステージ(D組)第2節でU-20キルギス代表と対戦し、3-0で快勝を収めた。

 日本は立ち上がり、前から激しくかけてきた相手のプレスを冷静にかわしてビルドアップ。5分、初戦で2ゴールを挙げた熊田直紀が放った強烈なミドルシュートは、GKの好セーブに阻まれる。

 ボールを奪われても中盤の松木玖生、佐野航大、保田堅心が切り替えの速い守備で即時奪回。テンポの良いつなぎで相手を揺さぶりながら、最終ラインの裏のスペースを狙ったロングボールや、クロスからチャンスを作る。

 33分には、北野颯太が自陣でのボール奪取から長い距離をドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア右へラストパスを供給。これを収めた甲田英將が左足で放ったシュートは、DFのブロックに遭う。
 
 スコアレスで折り返すと、後半の序盤は押し込まれる展開に。それでも集中した守りでシュートを打たせず、徐々にリズムを取り戻す。61分には後半開始から投入された永長鷹虎からの前線への浮き球のパスに、ゴール前で合わせた北野が右足ボレーは、またしてもGKにセーブされる。

 そして73分、ついに試合を動かす。北野のスルーパスにペナルティエリア左で反応した松木がGKに倒され、PKを獲得。これをキッカーの佐野が右足で落ち着いてゴール右に流し込んだ。

 さらにその2分後には、速攻から熊田が左足の強烈なミドルシュートを叩き込み、追加点。85分には右CKから途中出場の坂本一彩が決めて3点差に。試合はこのまま終了し、日本が2連勝でノックアウトステージ進出へ大きく前進した。

 次節は日本時間9日の21時キックオフ予定で、U-20サウジアラビア代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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