ドルトムントのスポーツディレクター（SD）であるセバスティアン・ケール氏が、口頭合意が報じられたフランクフルトの鎌田大地について語った。現地時間２月27日に海外サッカーメディア『90MIN』が伝えている。

　今季限りでフランクフルトとの契約が満了となる鎌田。プレミアリーグの複数クラブやバルセロナ、パリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、移籍が濃厚視されているのがドルトムントだ。

　移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者や複数のドイツメディアによると、すでに口頭で合意したとも伝えられている。

　記事によると、ケールSDは、「彼は本当に興味深い選手だ。我々のクラブでは、かつて香川真司という日本人選手がプレーしていた。そして当時は成功を収めた」と、ドルトムントで活躍したMFを引き合いに出し、鎌田への関心を認めている。
 

　一方で、鎌田と同じく関心が囁かれているボルシアMGのラミー・ベンセバイニの獲得については、まだ決まっていないとしており、「ラミー・ベンセバイニと鎌田が我々に加わる？もし、報告すべきことがあれば、発表するつもりだ」と述べた。

　また、リバプールやレアル・マドリーへの移籍が噂されているドルトムントの若き至宝ジュード・ベリンガムの残留については「私は彼との契約延長に努める。ジュードや彼の家族とはまだ話していない。選手は落ち着いているし、サッカーに集中している」と近況を明かした。

　すでにドルトムントのファンから歓迎のコメントを受けている鎌田。果たして来季はどのクラブでプレーするのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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