さらにコンビネーションが向上すれば――
【警告】柏=なし FC東京=木本(1分)、塚川(40分)、中村(45+3分、82分)、小泉(90+1分)、東(90+3分)
【退場】FC東京=中村(82分)
【MAN OF THE MATCH】細谷真大(柏)
2月26日にJ1リーグ第2節で柏レイソル対FC東京が開催され、1-1で引き分けた。
【PHOTO】柏の出場14選手&監督の採点・寸評。MOMは細谷。鋭い動き出しからスピーディなフィニッシュまでパーフェクトだった
25分に柏が細谷真大のゴールで先手を取る。敵GKの股を射抜く巧みなショットでネットを揺らした。追いかけるFC東京は36分、スローインの流れから、塚川孝輝のアシストでアダイウトンが同点弾を挙げる。
1-1のタイスコアで迎えた後半、両チームとも果敢に次の1点を狙いにいくが、スコアボードは動かせず。勝点1を分け合う結果となった。
【PHOTO】柏の出場14選手&監督の採点・寸評。MOMは細谷。鋭い動き出しからスピーディなフィニッシュまでパーフェクトだった
25分に柏が細谷真大のゴールで先手を取る。敵GKの股を射抜く巧みなショットでネットを揺らした。追いかけるFC東京は36分、スローインの流れから、塚川孝輝のアシストでアダイウトンが同点弾を挙げる。
1-1のタイスコアで迎えた後半、両チームとも果敢に次の1点を狙いにいくが、スコアボードは動かせず。勝点1を分け合う結果となった。
▼柏のチーム採点「6」
攻撃陣と守備陣で対照的な評価となった。
守備陣は課題が多く出た。とりわけ気になったのが36分の失点シーンだ。安易に背後を取られた三丸拡は明らかな不調で、ディエゴ・オリヴェイラに付き過ぎた古賀太陽に始まり、立田悠悟も片山瑛一も周囲の味方を指示で動かしてマークを受け渡すべきだったのではないか。マンマークを狙ったとしても横ズレが不十分であり、いずれにせよ昨季から続く「最終ラインの連係」というウィークポイントは改善が必要だろう。
一方、攻撃陣は得点者の細谷真大とアシスト者のマテウス・サヴィオはもちろん、ビルドアップ時にボールに多く関わった高嶺朋樹と山田康太も貢献度が高かった。小屋松知哉と仙頭啓矢も含めて個々のスキルは高く、さらにコンビネーションが向上すれば、より魅力的なサッカーを見せてくれそうな予感も感じさせた試合だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】FC東京の出場14選手&監督の採点・寸評。中盤で激しくプレッシングを披露した塚川。2枚のイエローで退場となった中村は…
攻撃陣と守備陣で対照的な評価となった。
守備陣は課題が多く出た。とりわけ気になったのが36分の失点シーンだ。安易に背後を取られた三丸拡は明らかな不調で、ディエゴ・オリヴェイラに付き過ぎた古賀太陽に始まり、立田悠悟も片山瑛一も周囲の味方を指示で動かしてマークを受け渡すべきだったのではないか。マンマークを狙ったとしても横ズレが不十分であり、いずれにせよ昨季から続く「最終ラインの連係」というウィークポイントは改善が必要だろう。
一方、攻撃陣は得点者の細谷真大とアシスト者のマテウス・サヴィオはもちろん、ビルドアップ時にボールに多く関わった高嶺朋樹と山田康太も貢献度が高かった。小屋松知哉と仙頭啓矢も含めて個々のスキルは高く、さらにコンビネーションが向上すれば、より魅力的なサッカーを見せてくれそうな予感も感じさせた試合だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】FC東京の出場14選手&監督の採点・寸評。中盤で激しくプレッシングを披露した塚川。2枚のイエローで退場となった中村は…