Jリーグは２月24日、J１第２節の湘南ベルマーレ対横浜FCを開催。両者譲らず、２－２のドロー決着となった。

　開始12秒、横浜FCがいきなり先制した。ガブリエウのロングフィードに対して近藤友喜が競り合ったこぼれ球を、井上潮音が小川航基に縦パスを入れる。ポストプレー後にペナルティエリア内に侵入した小川航は、井上と近藤がつないだパスを受けると、左足でゴールに流し込んだ。

　対する湘南は、17分にゴールネットを揺らす。右サイドのハーフウェーライン手前から小野瀬康介が浮き球を放り込むと、大橋祐紀が頭で町野修斗につなぐ。町野は相手DFをかわすと、左足を振って決めた。

　さらに、湘南は思わぬ形でリードを奪う。23分、横浜FCの和田拓也が自陣でサイドチェンジを試みるも、ミスキックとなったか、放たれたボールが自軍のゴールに。前半は２－１、湘南のリードで折り返した。
 

　逆転を狙う横浜FCは、ハーフタイムに投入されたカプリーニが見せ場を作る。53分と55分に立て続けに左足でミドルシュートを放ち、63分には右足を振ったが、いずれもゴールはならず。

　攻勢を強めながらも、なかなか得点できなかった横浜FCが83分、ついに追いつく。カプリー二の左CKから小川航がヘディングシュートを叩き込んだ。

　その後は、両チームともにゴールは生まれず、２－２で引き分けた。次戦は３月３日、湘南はアウェーで川崎フロンターレ、横浜FCはホームで鹿島アントラーズと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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