鮮烈なゴラッソで自身のリーガでの得点記録（４点）に並んだものの、満足はしていないようだ。

　現地２月13日に行なわれたラ・リーガ第21節で、久保建英がプレーする３位のレアル・ソシエダは17位のエスパニョールと敵地で対戦。３点をリードした後、１点差に詰め寄られたものの、３－２で勝利を飾っている。

　右ウイングに入った久保は、序盤から積極果敢にプレーする。スコアレスで迎えた23分には、左サイドからのクロスをFWアレクサンダー・セルロトがヘッドで競り合って跳ね上がったボールを見事にトラップし、強烈なボレー。鋭いシュートを叩き込んでみせた。

【動画】見事なトラップから強烈な左足ボレー！久保が決めた圧巻のゴラッソ！

　さらに63分には、相手DFのオウンゴールを誘発するクロスを送り込み、２試合連続のマン・オブ・ザ・マッチに輝くパフォーマンスを披露した。

　ただ、本人はこのオウンゴールが自身の得点になってほしいと考えていたようだ。『El Desmarqu』のギプスコア版によれば、「審判が（オウンゴールにして）心苦しく思っていないかどうかを確認しようと話しをしたよ」と語っている。

　日本代表MFは、さらに「もっと（得点が）欲しいし、もっと自分自身に要求している。全く満足していない。バカげたボールロストもあり、最後の数分間は疲れていた。ここ数試合の良くない部分を反省しないといけない」と続けている。

　ゴラッソを決めても、マン・オブ・ザ・マッチに選出されても満足している様子は見えない。自己記録更新の５点目を決めるのも時間の問題だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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