「間違ったクラブに入った」「シティは劣化」英レジェンドがハーランドを巡り衝撃発言!トッテナム戦では完全沈黙、20年9月以来の…

2023年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々はハーランドの60%しか見ていないのではないか」

昨夏に加入以来、ゴールを量産するハーランドだが…。(C)Getty Images

 現地時間2月5日に開催されたプレミアリーグ第22節で、2位のマンチェスター・シティは、5位のトッテナムと敵地で対戦。15分にショートカウンターからハリー・ケインに許した一発を最後まで返せず、0-1で敗れた。

 敗因はいくつか考えられるが、特に痛かったのが、リーグ得点ランキングで首位を独走する主砲、アーリング・ハーランドの完全沈黙だ。ペナルティエリア内でのタッチ数、シュート数はともにゼロ。データサイト『Opta』によれば、先発した試合でシュートを1本も放てなかったのは、ドルトムント時代の2020年9月以来だ。

 トッテナムの守備陣に完璧に抑え込まれ、クラブ歴代単独最多となる267点目でチームを勝利に導いた相手エースとは対照的に、全く仕事をさせてもらえなかった。

 その沈黙ぶりが大きな話題になるなか、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏はセンセーショナルな持論を展開した。英紙『Daily Mail』によれば、現在はプレミアリーグのご意見番として名を馳せる45歳は、「自分のベストを引き出すためのクラブ選択を間違ってしまったかもしれない」と主張している。
【動画】キャラガーが考える"ハーランドらしい"ゴール!シティでは「あまりない」
「我々はハーランドの60%しか見ていないのではないか。今シーズン初戦のウェストハム戦でのゴールを振り返ってみよう。彼は背後のスペースに、あのように走り出すことを得意としている。ただ、シティではあのような場面はあまりないだろう。彼はドルトムントのようなカウンターアタックのチームから来て、エンドからエンドへと走る爆発的なスピードを持っているのに、だ。

 シティはチームとしてエンド・トゥ・エンドのフットボールをしたりしない。それはペップ・グアルディオラの戦い方ではない。彼の選手にはエンド・トゥ・エンドでプレーするエネルギーもパワーもスピードもないからね。ハーランドは今後もリーグで25ゴールを決めるだろう。だがシティでは彼のフルパッケージが見えてこない」

 リバプールのレジェンドは、偽9番を多用してきたシティが優秀な9番の獲得により、「別のチーム、劣ったチームになってしまった」とも訴えた。22歳の怪物はチーム強化にも寄与し、真のエースへの階段を駆け上がれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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