１月29日に開催されたFAカップの４回戦で、ブライトンの三笘薫は強豪リバプールを相手に度肝を抜くゴラッソを叩き込んだ。１－１で迎えた後半アディショナルタイム、空中でのダブルタッチからアウトサイドキックで劇的な決勝弾を決めてみせたのだ。

　ただ、賞賛を浴びているのは、このスーパーゴールだけではない。再三のドリブル突破のほか、71分には、左サイドでボールを受けると、ワントラップして右足のアウトサイドでクロス。ゴール前に入り込んできたソリー・マーチにピタリと合ったものの、至近距離からのシュートを敵GKアリソン・ベッカーがブロックし、アシストにはならなかった。
 

　このシーンを英公共放送『BBC』で解説を務めた元イングランド代表主将のテリー・ブッチャー氏は「素晴らしいプレーだ。彼らは今、２－１になっているはずだった」と賞賛。また『BBC』も、「なんというセーブだ！ソリー・マーチが至近距離から確実にゴールを決めたように見えたが、アリソンが傑出したブロックでリバプールを救った」とブラジル代表守護神を称えつつ、「ミトマのなんというパスだ」と驚嘆している。

　ドリブル、ゴール、そしてパス。すべてがハイレベルな日本代表アタッカーへの評価は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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