元日本代表FWの城彰二氏が、１月22日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ドイツ１部のボルシアMGでプロキャリアをスタートさせるFW福田師王について語った。

　岡山学芸館が初優勝を果たした第101回全国高校サッカー選手権を振り返るなかで、城氏が注目した選手に挙げたのが福田。４試合で３得点を挙げてチームの準決勝進出に貢献したストライカーを「ずば抜けているよね。あのポテンシャルは…大物になるね」と称賛して、こう分析する。

「彼はずば抜けたもの、凄いのは無い。オールラウンダー。ゴール前の嗅覚はもちろん凄いけど、足が特別速いわけでもない。（178センチで）身長が高いわけでもない。ヘディングが特別凄いわけではない。でも、いろんなことができるのが、レベルが違い過ぎる。平均値が全部違う。高校ナンバーワンストライカー」
 

　福田が卒業後に挑むドイツでは、「高さも通用しない。身体も通用しない。スピードも通用しないとなった時に、何かを特化して、自分のものって、何か見つけないといけない」とアドバイス。「見つけた時、彼は両方の足でシュートを打てるし、シュートセンスが磨かれる」と推測する。

　さらに、「ゴールが決められる確率が高いストライカーはなかなか出ない。１年経ったら、すぐに代表に呼んだらいい。育てて、日本のエースになるのでは。そのポテンシャルは持っている。思い切りもまれて、大きくなってほしい」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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