１月16日、『ナイキ』がスパイク『ファントムGX』の新カラーを発表した。ベースの水色にホワイトとピンクが施されたモデルだ。
 
　昨年末に発表された『ファントムGX』は、人気シリーズである『ファントム シリーズ』の最新作。最大の売りは、最新イノベーションの「ナイキ グリップ ニット ヤーン（糸）」だ。指紋から着想を得た柔らかくしなやかなアッパーにフットボーラーが好むグリップ感を加えると同時に、悪天候にも対応するユニークな特性を持ち、スパイクとボールの密接な連携を感じることができる。これまで以上に精度の高いタッチを実現すること間違いなしだ。
 
　また、新しくなった汎用性の高いスタッドのパターンは、プレー中の素早い動きにも優れたトラクションと反発性を提供。アジリティ プレートにはこれまでのナイキのラインナップの中で一番多様なスタッドを採用し、三角の星型５本を含む計13本のスタッドを用いている。
 

　さらに「グリップ ニット」は、新しいフィットシステムとしても重要な役割を果たす。履き口からかかとのデザインを左右非対称の構造にして足とブーツの擦れを抑え、かかとの継ぎ目がアキレス腱に触ることがないのだ。
 
　発売に先立って１月10日に都内で行われた記念トークセッションには、元日本代表の大久保嘉人と元Ｊリーガーの那須大亮が登壇。現役時代に「ファントム シリーズ」を愛用していた大久保は、その魅力をこう語った。
 
「とにかくファントムは履いた時のフィット感が良い。足が包まれている感覚とシュートを撃った時にボールが捕まる感覚が素晴らしいです。新作はグリップ ニットのグリップ力があるので、ボールをしっかりと捕まえてくれているのが凄く良いですね」
 
　この『ナイキ ファントム GX』の新カラーは、１月16日よりNIKE.COMおよび一部専門店で販売されている
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部