１月11日に放送されたテレビ朝日系列の「報道ステーション」で、日本代表の森保一監督と、３月開催のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で侍ジャパンを率いる栗山秀樹監督の対談が公開された。

　その中で、現在WBCのメンバーを選定中（一部選手は発表）の栗山監督が、森保監督にこう質問をした。

「いま僕が迷っているのは、代表に入るか入らないかっていう（当落）線上の選手がいて、この決断ってもちろんいろいろなシミュレーションをしながら、こうなったらこうだと（やっている）。それでも情というか、感情の部分で『こいつ入れてやりてぇな』みたいなのあるじゃないですか。それってどう処理してるんですか？」

【画像】世界的な反響を呼んだ森保監督のお辞儀

　すると、森保監督は「めちゃくちゃありました。というか毎回あります。代表の活動ごとに」と回答。こう続けている。

「その時のベストの決断、チームの編成をする。一番大切にしているところはチームファーストで決める。チームファーストが日本ファーストにもなる」

　カタール・ワールドカップのメンバー選考では、それまで森保ジャパンを支えてきた大迫勇也や原口元気らの落選が話題となった。森保監督はこうした信念に基づいて、26人を選出したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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