第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は11月11日、４回戦の３試合が各地で行なわれ、FC東京、広島、浦和がそれぞれ準々決勝進出を決めた。
 
　FC東京は、本拠地の味の素スタジアムで水戸と対戦した。日本代表の森重、丸山を欠いたFC東京だったが、14分に前田が先制点を挙げると、後半に入り57分に橋本が追加点。その後は追撃を許さず、２-０で水戸を破った。
 
　広島は、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島と対戦した。前半をスコアレスで折り返して迎えた後半、広島は70分に皆川のゴールで先制。しかし、後半アディショナルタイムの90分に徳島の内田にゴールを許し、土壇場で同点に追いつかれてしまう。それでも３分後、広島はビョン・ジュンボンが決勝ゴールを決め、劇的な幕切れでベスト８入りを決めた。
 
　熊谷陸上競技場で行なわれた町田対浦和の一戦は、浦和が７得点のゴールラッシュを見せて快勝。今大会、快進撃を続けてきた町田の勢いを止めた。
 
　４回戦その他の試合は、11月14日・15日に開催される。対戦カードは以下のとおり。
 
11月14日（土）
仙台 vs 松本　13:00　ユアスタ
神戸 vs 横浜　15:30　ノエスタ
鳥栖 vs 山形　17:00　ベアスタ
 
11月15日（日）
柏 vs 甲府　13:00　柏
川崎 vs G大阪　15:30　万博