「欧州での仕事は終わった」C・ロナウドが新加入会見で明かしたアル・ナスル移籍の“真意”「誰が何を言おうがどうでもいい」

2023年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に多くのクラブが僕とサインしたがっていた」

超満員のスタジアムで行なわれたお披露目セレモニー。C・ロナウドのほか、ジョージナさんや長男ジュニア君の姿も。(C)REUTERS/AFLO

 ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドが、ついにサウジアラビアに到着。首都リャドの空港で大歓迎を受けると、さっそくメディカルチェックと正式契約、ホームスタジアムでの入団イベント、そして記者会見と大忙しの一日を過ごした。

 現地1月3日のイベントには2万5000人の観衆が押し寄せ、新ユニホームに袖を通した姿を初めて披露。パートナーであるジョージナ・ロドリゲスさんと5人の子どもたちも壇上に上がり、スタンドからの大声援を受けた。契約は2025年夏までの2年半で、年俸総額は2億ユーロ(約280億円)とも報じられている。

 37歳のカリスマはまず、「僕のヨーロッパでの仕事は終わった。欲しいものはすべて勝ち取ったし、世界有数のベストクラブでプレーしてきた。アジアでの新しい挑戦をする時が来たと感じ、アル・ナスルを選んだんだ」とコメント。そのうえで、「今だから言えるけど、ヨーロッパやブラジル、オーストラリア、USA、ポルトガルと本当に多くのクラブが僕とサインをしたがった。でも、僕の答えはアル・ナスルだったよ」と舞台裏を明かした。

 超高額サラリーや欧州からアジアへの移籍を"都落ち"と見る向きも強い。そうした意見に対しては、きっぱりと次のように反論した。

「みんなここ(サウジアラビア)のレベルを知らないんだよ。僕はとても競争力のあるリーグだと思っているし、簡単じゃない。何より、サウジアラビアで僕のキャリアが終わるわけじゃない。誰が何を言おうがどうでもいいさ。確かに契約はユニークなものだけだけど、僕自身がユニークなプレーヤーだからそうなっただけのこと。いたって普通に感じているけどね。自分の決断にはすごく満足している」
 
 さらにC・ロナウドは、「プロジェクトに感銘を受けたんだ。フットボールだけじゃない。女性や若い世代の発展にも協力させてもらう。実に素晴らしい体験になるだろうね」と続けた。

 早ければ、現地1月14日のリャド・ダービー、アル・シャバブ戦で公式戦デビューを飾るか。本人は「監督(リュディ・ガルシア)が判断するなら、プレーする準備はできているよ」と答え、笑みを浮かべた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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