現地時間12月24日に行なわれたスコットランドリーグ第18節で、セルティックはセント・ジョンストンとホームで対戦し、４－１で大勝を収めた。

　この試合で、本職ではない右SBで先発した旗手怜央は、14分に豪快な右足のシュートで先制ゴールを叩き出せば、53分にも巧みな裏抜けから、冷静にゴールに流し込んで自身２点目を奪取。同じく２発の古橋亨梧を抑えて、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

　この躍動ぶりを絶賛したのが、ウェストハムなどでもプレーしたセルティックのレジェンドOBジョン・ハートソンだ。
 

　スコットランドメディア『footballscotland』によれば、元ウェールズ代表FWは『Go Radio』で「信じられない、素晴らしいパフォーマンスだった。彼はジャッキー・マクナマラというセルティックの偉大な選手を思い出させた」と驚嘆している。

「ジャッキーはどこでもプレーできたし、それでも場違いには見えなかった。右サイドバックとセンターハーフでプレーできた。やったのを見たことのない唯一のポジションはセンターフォワードだけだった」

　引き合いに出した元スコットランド代表MFの元同僚について「マーティン（オニール監督）が本当に信頼できる人物で、誰もがっかりさせなかった。そして、ハタテは週末にそれをやってのけたんだ」と続けている。

　レジェンドも驚かせるユーティリティ性を見せた旗手。今後の起用法にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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