すでにヴィッセル神戸のチームメイトには、伝えていた。

　12月24日、TV番組に出演した元日本代表DF槙野智章が現役引退を発表。それからさかのぼること11月５日、リーグ最終節の試合後、ロッカールームで自身の"決断"を明かしていた。

　クラブの公式YouTubeチャンネルがクリスマスの日に、「槙野智章、現役引退をチームメイトに伝えた瞬間」と題し、動画を公開。仲間の前に立った槙野は、タオルを顔に当てて、しばらくして、「今日を最後に……僕は引退します」と切り出した。

「このクラブに来れたこと、心のそこから、嬉しかったし、楽しかったです。毎日、いぶきに行くのが、楽しみでしかたなかったです。毎日、練習後に、いろんな選手が、ご飯行こうって、今日もマキ君、ごちそうさまって言ってくれるのが、楽しかったです」
 

　神戸での日々を振り返り、感謝を述べる――コメント欄には、以下のような声が寄せられた。

「これは泣く、公開してくれてありがとうございました！」
「テレビで発表する時とは全然違う」
「初めて、ヴィッセル神戸のYouTubeで泣いたかも」
「１人のサッカー選手として、尊敬しかない」
「ありがとう、最後に神戸に来てくれて」
「引退後も日本サッカーを盛り上げてほしい！」
「ずっと勇気しか貰ってなかったです」
「熱い監督として戻ってきてください」
「最後までカッコいい」
「素晴らしい選手だった」
「本当にお疲れ様でした」

　槙野は次の目標に「監督になること」と宣言。「ヴィッセル神戸を離れますけども、いつも気にして、みなさんの活躍、プレーを見て、僕も刺激をもらい、頑張りたいと思います」と力強く語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】最終節、試合後のロッカールーム。槙野智章、チームメイトに伝えた涙の現役引退

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