「疑問の声を黙らせた」古橋亨梧、華麗なバックヒール弾など2ゴールを地元メディア激賞!「彼の動きはシンプルに素晴らしい」

2022年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「好機を見逃さない本能が明らかだった」

素晴らしい動き出しで2ゴールを挙げた古橋。(C)Getty Images

 ワールドカップが終わる前に再開されたリーグ初戦で好機を逸し、批判の声も寄せられた。だが、古橋亨梧はすぐにネットを揺らし続けて"反論"している。

 古橋は12月24日、スコティッシュ・プレミアシップ第18節のセント・ジョンストン戦で2ゴールを挙げた。前半17分、左からのクロスに華麗なバックヒールで合わせてチームの2点目となるゴールを決めると、40分には背後からDFの前に飛び出して折り返しに合わせ、2得点を達成。4-1の快勝に貢献した。

 今季はチャンピオンズリーグの6試合でノーゴールと、その決定力に疑問符をつけられた。17日のアバディーン戦でも、ゴール前での決定機を決めきることができず、一部で酷評されている。

 だが、ミッドウィークのリビングストン戦とこの日のセント・ジョンストン戦で2試合連続の3ゴール。古橋はこれでリーグ戦16試合出場の13ゴールと、得点ランクのトップに浮上している。昨季のリーグ戦の得点数(12)も上回った。
 
『footballscotland』は、「最近はキョウゴの決定力に対する疑問符があったが、今日の午後に彼はそれらを黙らせた」と、古橋のパフォーマンスを高く評価している。

「彼の動きはシンプルに素晴らしかった。どちらのゴールにも示されている」

「2点目は加速して相手DFの前に出て押し込んでおり、好機を見逃さない本能が明らかだった」

 ギオルゴス・ギアクマキスの去就が取りざたされ、新ストライカーの獲得も噂されているセルティック。だが、アンジェ・ポステコグルー監督が古橋を強く信頼していることは周知のとおりだ。

 昨季の公式戦20ゴールを上回り、得点王に輝くのが目標と話していた古橋。チームの勝利が最優先なのはもちろんだが、個人目標の達成に向けても着実に歩みを進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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