「サッリが日本人のユーティリティ性に関心」守田英正のラツィオ移籍に地元メディアが見解!「指揮官は前向き。だが…」

2022年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「買う前に売らなければならない」

イタリアの名門クラブからの関心が取り沙汰されている守田。(C)Getty Images

 カタールでのパフォーマンスは、守田英正を新たな舞台に導くのか。

 コンディションの問題でワールドカップ初戦こそ欠場したものの、その後の日本代表の3試合に先発出場した守田。今季からスポルティング・リスボンでプレーする彼には、イタリアのラツィオが関心を寄せていると言われる。

 ラツィオを率いるのは、ナポリで世界を魅了するサッカーを繰り広げ、チェルシーやユベントスでタイトルを獲得したマウリツィオ・サッリだ。昨シーズンからラツィオで指揮を執り、今季は15節を消化して現在4位につけている。

 ラツィオ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI』は12月23日、「中盤強化を必須と望むサッリは、日本人のユーティリティ性に関心を抱いている」と、戦術家として名高いサッリの興味を伝えた。
 
 ただ、実際にラツィオが守田の獲得に動くかどうかは、以前から去就が取りざたされているルイス・アルベルトの行く末次第だ。同メディアも「すべてはクラブの財政次第で、買う前に売らなければならない」と報じている。

「サッリは前向きだが、夏も考慮したイバン・イリッチ(ヴェローナ)の立場も検討しなければならない。そしてすべてはルイス・アルベルトの運命に戻る。資金を得て補強を始めるための退団リストのトップにいる選手だ。彼がラツィオに別れを告げるなら、モリタの案はより具体的になる」

 移籍専門サイト『transfermarkt』で守田は市場価値700万ユーロ(約9億8000万円/11月1日更新)とされている。だが、LA LAZIO SIAMO NOIは1000万ユーロ(約14億円)と報道。その上で、「イリッチの半額」と伝えた。

 日本を飛び出してポルトガルに渡り、もうすぐ2年になる守田が、イタリアに向かうことはあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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