元日本代表FWの城彰二氏が12月20日、自身のYouTubeチャンネルで、日本サッカー協会（JFA）に対して意見した。

　カタール・ワールドカップの開幕前に撮影されたという動画で、城氏は日本代表のメンバー発表時期が遅いと主張した。

　ベースとなる選手を決めて、他の選手も加えて試す形にして「ここは絶対に軸だからねとやった方が、積み重ねができるんだよ。だから、協会も打ち出さないと」と提案。JFAに"情報公開"を、こう求めた。

「ワールドカップをやったら、いっぱい分析しているんだよ。いろんな分析をして、次につなげようと思って、何かをやるんだけど。結局それもほとんど発表されない。大々的にやれよって話なんだよ」
 

　一方、外から「言っていても結局変わらないからさ。だから、どっかで改革を起こさなきゃいけないよね」「どこかで入り込みたいよね、協会に」と自身のJFA入りにも意欲を示した。

　さらに、Jリーグの開催を現行の春秋制から、ヨーロッパで主流の秋春制に合わせるべきと主張。一例として、冬の雪対策としてはドーム型スタジアムの新築や送迎バスの増便を提案した。

　また、JFAが大きな組織ゆえに不可能な事案もあると理解を示しつつ、「チャレンジしたい。もっとこういう風に改革したい。そういうのが、できないかもしれない。だけど、そういうのを打ち出して、まずチャレンジするのが大事」とコメント。その上で、できなかった理由を明らかにしながら「やれることで何ができるか、はっきりさせればいいんだよ」と熱弁した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「大々的にやれよ」「はっきりさせればいいんだよ」城彰二が考えるJFA改革案。自身の協会入りに意欲も！

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