直撃!ワールドサッカーダイジェスト編集部「欧州トップクラブの“リアルバリュー”は?」

2015年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合を見ているだけでは見えてこない部分も完全査定。

いまや欧州最強にして最高のクラブのひとつに挙げられるバイエルン。ピッチ内はもちろんピッチ外の成功もその理由だ。(C)Getty Images

 サッカーダイジェストWebが、ワールドサッカーダイジェスト編集部を直撃!
 
 サッカーと雑誌作りに情熱を傾ける編集部を定期訪問して、世界のサッカーの最新事情からワールドサッカーダイジェスト最新号の内容まで、根掘り葉掘り聞き出します。
 
――◆――◆――
 
――『ワールドサッカーダイジェスト』の11月5日発売号の特集は、「欧州フットボールクラブ 完全格付け 2015-2016シーズン最新版」。鑑定本と言えるでしょうか。
 
編集長:そうですね。「5つ星」を最高として、各クラブを鑑定しています。
 
――評価基準としたのは?
 
編集長:タレント力、チームの機能性、監督、チーム強化、組織運営、育成部門、ファン&スタジアム、そして財力の8部門です。現地記者にご協力をいただき。部門ごとに査定しました。その総合評価を星の数で表わしています。
 
――その8項目ならば、いわゆる現在の「リアルバリュー」が見えそうですね。タレント力やチームの機能性、監督などとは異なり、その他の項目は試合を見ているだけでは見えてこないものです。
 
ブンデス担当:そうですね。チーム強化に関しては、移籍専門記者のディ・マルツィオ氏に査定をお願いしました。バイエルンやアーセナルが高評価を得ています。
 
リーグ・アン担当:育成部門の項目では、お馴染みのバイエルンやアーセナルと並んで、意外にもパリSGが高く評価されています。
 
――「特定の分野で際立つ 有力&中小クラブ」も、興味深い企画だと思います。
 
セリエA担当:そうですね。総合力では到底及ばなくても、ある特定の分野に限ればメガクラブに負けず劣らず優れているクラブはたくさんあります。タレント力ではナポリやバレンシア、育成部門ではローマやトッテナムなどです。
 
――インタビューはベイル、チアゴ、ウォルコットの3人です。一番の注目は?
 
リーガ担当:やっぱりベイルですかね。正念場を迎えている3年目のマドリーでの現状、そして58年ぶりのメジャートーナメント出場(EURO2016)を決めたウェールズ代表での歓喜をたっぷりと話してくれています。
 
――連載でお薦めはありますか?
 
編集長:ユーロに出場する4つの小国に迫った鬼才サイモン・クーパーの定期寄稿、「サッカーの壁絵画展」、スウォンジ―の指揮官モンクを分析した「監督プロファイリング」などです。是非お買い求めください!
 
ワールドサッカーダイジェスト最新号はこちら
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中