現地時間12月９日、カタール・ワールドカップ（W杯）の準々決勝で、ブラジルはクロアチアと対戦。延長に入り、105＋１分にネイマールがついに均衡を破るも、土壇場の117分にブルーノ・ペトコビッチにまさかの同点弾を浴びると、PK戦の末に敗れた。

　優勝候補筆頭と称されながら２大会連続でベスト８敗退となり、16年６月から指揮を執っていたチッチ監督は「サイクルは終わった」と退任を発表した。

　その指揮官に対し、ネイマールが2013年に母国のサントスからバルセロナに移籍した際、マネジメントを担当した代理人のワグネル・リベイロ氏が痛烈に批判。同日にインスタグラムを更新すると、チッチ監督の写真を添え、こう綴った。

「この人は決してフットボールの監督ではなかった。何年も人々を欺き、２つのワールドカップを失なった。彼は、卒業式のスピーチをする程度の実力しかないんだ」
【画像】ネイマールが嗚咽…。衝撃の敗退に、顔をくしゃくしゃにして大粒の涙をこぼす

　このセンセーショナルなメッセージは世界中で話題となるなか、ネイマールはブチギレ。「クソみたいなことを言うなワグネル！」と自身の元代理人へ怒りのコメントを寄せた。

　道半ばで夢を絶たれ、「悪夢のようだ。この敗北に長い間傷つくだろう」と語った30歳のスーパースターは、今後の代表でのキャリアについては「門を閉ざしているわけではないし、100％戻ってくるとも言えない」と伝えた。６年半続いたチッチ体制は終わりを迎え、セレソンは次の時代へ突入するが、そこにネイマールの姿はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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