【元W杯戦士・名良橋晃の採点&寸評|コスタリカ戦】鎌田や吉田らは「5」。唯一、違いを作れた選手は高評価。右SBの山根はもっと大胆に!

2022年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

板倉は役割を果たした

コスタリカ戦に先発した鎌田。しかし、どこからしくないプレーが続いた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

【日本代表総評】

「4バックでスタートし、前半途中から3バックに変更。交代カードを切り、なんとか相手の守備を打開しようとする狙いは感じました。でも攻撃が単調で、自陣に引いた敵を崩し切れない。永遠の課題がまた出てしまった」

<先発出場>
GK
12 権田修一 5.5

「ピンチらしいピンチは少なく、ワンチャンスを決められたのは悔やまれます。失点シーンだけにフォーカスしてしまうと、触っていただけに、なんとか防いでほしかった」

DF
2 山根視来 5(62分OUT)

「守備では奮闘していたけど、攻撃面が物足りなかったかなと。本来なら神出鬼没に顔を出し、違いを作り出せる選手。立ち位置を変え、自分なりに局面を打開しようとしていたとはいえ、深いところまで行ってクロスを上げたのは一回くらいで、それも得点にはつながらなかった。もっと大胆にプレーしてほしかった」

DF
4 板倉 滉 6

「もう少し、縦パスを入れてほしかった。ただ、カウンター対策でリスク管理はできていて、前に運ぶプレーも多少なりとも見せてくれた。役割は果たせた」
 
DF
22 吉田麻也 5

「守備の統率はできていました。でも、81分のシーンにフォーカスしてしまうと、中途半端なプレーが失点に直結した。シンプルにクリアでも良かったのでは」

DF
5 長友佑都 5.5(HT OUT)

「戦術的な途中交代だと見ています。前半途中から3バックの左もやって、守備時は相手の突破を許していなかったし、しっかり、バランスを取ってプレーしていた」

MF
6 遠藤 航 5.5

「守備の強度はさすがで、後半はシュートシーンもありましたし、広範囲をカバーしていた。ただ、疲れがあったとも見えました。もっと勝負のパスを入れても良かったのでは」

MF
13 守田英正 5.5

「遠藤選手とのバランスを考えながら立ち位置を取っていた。そこはこだわっているように見えました。ボールはよく動かしていた」

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