「あのGK、あまりにもすごい!」ドイツ戦で好守連発の権田修一、なぜかソロモン諸島で大人気に! 地元メディアが特集「勇敢なパフォーマンスに魅了」【W杯】

2022年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スイート・ゴンダと呼ぶよ!」

好セーブ連発でドイツ戦のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた権田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 ワールドカップは、世界最大のサッカーの祭典だ。その舞台で繰り広げられるプレーに、世界の多くの人々が熱狂する。それまでは知ることのなかった選手に魅了される機会でもあるのだ。

 11月23日、日本はカタール・ワールドカップ初戦でドイツに2-1と逆転勝利した。優勝候補のひとつにも挙げられる大国ドイツを下した偉業は、世界で「サプライズ」と騒がれている。

 主に脚光を浴びたのは、同点弾を決めた堂安律、決勝ゴールを挙げた浅野拓磨だ。だが、逆転劇の前に相次ぐ日本のピンチを防いだ守護神・権田修一も、ある国で人気を集めているという。

 ソロモン諸島のメディア『Solomon Times』は11月25日、「日本のGKシュウイチ・ゴンダがソロモン諸島で新たなファンを獲得」と題した記事で、同国のファンが権田を称賛していると報じた。
 
 権田は日本が1点を追っていた70分、ヨナス・ホフマンのシュートを阻み、さらにセルジュ・ニャブリのシュートを3本立て続けにセーブ。ドイツの波状攻撃を食い止め、逆転劇に貢献している。

 Solomon Timesによると、このスーパーセーブの連続がソロモン諸島のファンを熱狂させたようだ。

「スイート・ゴンダと呼ぶよ!」
「あのGKはどうだ? あまりにもすごい!」
「日本が勝った理由は彼だ。だからストライカーよりGKのほうが重要だ」

 Solomon Timesは「ゴンダ、あるいは『スイート・ゴンダ』は、この国で新たなファンを獲得した。そして多くは、彼の勇敢なパフォーマンスに魅了されたと言っている」と記事を締めくくった。

 前半に自ら献上したPKで先制を許しながら、歴史的快挙につながるビッグセーブで汚名返上を果たした権田。その勇気はチームメイトを鼓舞しただけでなく、遠方のファンの心も虜にしたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表のユニ着用でドイツ戦を現地観戦する権田夫人

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