ガクポが絶妙ヘッドで決勝弾!8年ぶりカムバックのオランダ、マネを欠くセネガルを撃破【カタールW杯グループA】

2022年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンディションが懸念されたデパイは62分から途中出場

ヘッドで劇的な決勝点を叩き込んだガクポ(右)。(C)Getty Images

 現地時間11月21日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)グループAの第1戦で、オランダとセネガルが激突した。

 前回のロシア大会はまさかの予選敗退となり、8年ぶりにW杯を戦うオランダは、19分にビッグチャンスが到来。カウンターからペナルティエリア手前でパスを受けたフレンキー・デ・ヨングが、そのままエリア内に侵入するも、シュートを打つ前に必死の戻りを見せた相手にボールを奪われる。

 大エースのマネを怪我で欠きながら、鋭い攻撃を見せるセネガルは、25分にサールがエリア左端から切り込み、右足を一閃。しかし、ファン・ダイクにヘッドで弾き返される。

 ボール支配率、シュート数はほぼ五分五分、スコアレスで折り返すと、オランダは53分、CKにファン・ダイクが打点の高いヘッドで合わせるが、枠を捉えきれない。
 
 膠着状態が続くなか、62分には両チームが同時に最初の選手交代。オランダはコンディション不良でベンチスタートとなっていたエースのデパイ、セネガルはヤコブスを送り込む。

 その後、73分にはセネガル歴代2位のキャップ数を誇るイドリサ・ゲイエが、エリア内から強烈なシュートを放つも、この日が代表デビュー戦のGKノペルトの好守に阻まれる。

 このままスコアレスドローでタイムアップかと思われたが、84分にオランダがついに均衡を破る。F・デ・ヨングの鋭い縦パスから、ガクポが絶妙なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ようやく均衡を破ったオレンジ軍団は、相手が前がかりになるなか、後半アディショナルタイムにクラーセンが追加点を奪い、結局2-0でアフリカ王者を撃破。幸先の良いスタートを切った。

 25日の第2戦では、オランダがエクアドル、セネガルが開催国のカタールと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】84分に均衡を破ったのはガクポ!F・デ・ヨングのクロスから絶妙ヘッドで叩き込む

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