【ACL】ロスタイムの劇的弾!! 敗色濃厚のアル・アハリが起死回生の一発で決勝へ!

2015年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

90+5分に勝ち越しゴールを決めたのは23歳の韓国人MF

敗退寸前に追い込まれたアル・アハリが、タイムアップ寸前の勝ち越しゴールで決勝に駒を進めた。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は10月20日、アル・アハリ(UAE)対アル・ヒラル(サウジアラビア)の準決勝第2戦の1試合がUAEのラシッド・スタジアムで開催された。
 
 第1戦を1-1のドローで迎えた第2戦は、ホームのアル・アハリが前半から優勢に立った。17分にリマのゴールで先制すると、前半終了間際にも追加点を挙げ、2-0で前半を折り返す。
 
 しかし後半に入ると、アル・ヒラルも反撃に出る。51分にアイルトン・アルメイダに追撃の1点を許すと、64分にはカルロス・エドゥアルドに同点弾を叩き込まれ、試合は振出しに戻った。
 
 そして試合は、2-2のままアディショナルタイムに突入。そのままタイムアップすればアウェーゴール方式により、アル・ヒラルの勝利が確定するところだったが、90+5分にドラマが訪れた。
 
 アル・アハリの23歳の韓国人MF、クォン・ギョンウォンが勝ち越しゴールを挙げ、ホームスタジアムに歓喜をもたらしたのだ。試合はこのままタイムアップし、2戦合計スコア4-3でアル・アハリが勝利。11月7日、21日に、ホーム&アウェー方式で行なわれる決勝戦に駒を進めた。
 
 10月21日には万博記念競技場(19時キックオフ)で、G大阪対広州恒大の準決勝第2戦が行なわれる。中国・広州で行なわれた第1戦は2-1でホームの広州恒大が勝利している。
 
G大阪は、下記のいずれかの条件を満たす勝利によって決勝進出が決まる。
1)無失点勝利(例:1-0で決勝進出)
2)2-1で勝利したのち延長戦を制するかPK戦勝利
3)2点差以上の勝利(例:4-2で決勝進出)
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