現地時間10月30日にブンデスリーガの第12節が行なわれ、吉田麻也が所属するシャルケと堂安律を擁するフライブルクが対戦。前者がセンターバック、後者は右ウイングでスタメン出場を果たした。

　序盤から勢いを持って攻撃を仕掛けるフライブルクは２分、エリア手前でボールを受けた堂安がミドルシュートを放ったが、GKシュボロウの正面で阻まれた。

　さらに25分にも、敵最終ラインの裏に抜け出した堂安がドリブルでエリア内に侵入してチャンスを迎えたが、決められない。

　主導権を握るアウェーチームは45＋３分、エリア手前の左でボールを受けたグリフォがカットインからミドルシュート。ボールはゴール右に吸い込まれ、先制点を奪った。

　一方のシャルケはカウンターからチャンスを伺うが、決定的なチャンスは作れず。１点ビハインドで前半を終える。
 

　後半に入ってもボール支配率で上回るフライブルクは51分、グリフォがゴール前に供給したボールをGKシュボロウがはじき、こぼれ球にチョン・ウヨンが反応。決定機を迎えたが、枠を捉えられない。

　61分には、エリア内でチョン・ウヨンが倒され、PKを獲得。これをグリフォが確実に決めて追加点を挙げる。
 
　反撃に出たいシャルケは、77分に敵陣でボールを奪ったクラウスがテロッデとのワンツーでゴール前に侵入して決定機を迎えたが、フレッケンの好セーブに阻まれた。

　さらに83分にもテロッデのポストプレーから、モーアがダイレクトで狙ったが、惜しくもゴール右に外れた。

　その後もスコアボードは動かず、このまま２－０で終了。吉田はフル出場、堂安は76分までプレーした。

　クリーンシートで勝利したフライブルクはリーグ戦２連勝、一方のシャルケは泥沼の６連敗となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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