10月30日に開催されたスコットランドリーグの第13節で、日本人４選手が所属する首位のセルティックは、８位のリビングストンと敵地で対戦した。

　古橋亨梧がCF、旗手怜央が左インサイドハーフで先発し、前田大然はベンチスタート。今シーズンに公式戦の出場がない井手口陽介はベンチからも外れた。

　国内リーグの無敗記録が38試合で止まってからは４連勝中のセルティックは、９分にさっそく試合を動かす。テイラーからペナルティエリア内で縦パスを受けた古橋が、左足で豪快にニア上へ叩き込んだ。27歳の日本代表FWは、今シーズンの公式戦９点目。リーグ戦ではおよそ１か月ぶりの８点目となった。
 

　先制以降はチャンスを作りながらフィニッシュの精度を欠き続けるなか、後半に入って53分にこぼれ球にゴール前で反応したテイラーが左足を一閃。強烈なシュートで突き刺し、欲しかった追加点を挙げる。

　80分には３枚替えを敢行し、ギアクマキス、ジョッタ、アビルゴーを一気に送り込む。ここで先制点をマークした古橋と、ゴール前にも積極的に顔を出していた旗手はベンチに下がった。また、これで５人の交代枠を使い切り、前田の出番なしが確定した。

　その後、84分のPKはギアクマキスが失敗したものの、87分にジョッタがダメ押し点を挙げ、３―０でタイムアップ。セルティックはリーグ戦５連勝とし、２位の宿敵レンジャーズとの勝点差４をキープした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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