人々が困惑する謎のターンを披露し、マンチェスター・ユナイテッドの大先輩からお叱りを受けたアントニーが反論に出た。

　現地10月27日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ第５節で、ユナイテッドはモルドバ王者のシェリフ・ティラスポリと、本拠地オールド・トラフォードで対戦。３－０の快勝を収め、４連勝とした。

　この一戦で、今夏にアヤックスから加入したブラジル代表FWがまさかの動きを見せたのは、スコアレスで迎えた38分だった。敵陣右サイドでパスを受けると、敵が寄せてこないのをいいことに、なんとボールを持ったまま、くるくるとその場で２回転。シェリフをあざ笑うかのようなトリックを見せたのだ。
【動画】理解不能！アントニーが唐突に見せた衝撃のターン

　この挑発行為とも取れるプレーにOB陣は激怒。ポール・スコールズ氏が、「私は技術やエンターテイメントを見たいんだ。それは技術でもエンターテイメントでもなく、ただのピエロだ」と糾弾すれば、ロビー・サベージ氏も「バカバカしい」と吐き捨てた。

　ただ、当の本人は周囲の批判など全く気に留めない。28日にインスタグラムのストーリーで、堂々とこう宣言してみせた。

「俺たちはアートで知られている。自分を今の地位に導いたものをやめるつもりはない！」

　22歳のセレソン戦士は、あくまで我が道を行くようだ。今後もピッチ内で繰り出す"サンバ"に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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