現地10月27日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ第５節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはキプロスのオモニア・ニコシアと敵地で対戦。２―０の快勝を収め、５連勝を飾った。

　４―３―３の右ウイングで先発した久保は、17分にボール奪取からミドルシュートを放つなど、攻守に渡ってアグレッシブにプレー。33分には、右サイドのタッチライン際で相手と競り合った際に、左肩を痛めて倒れ込む。しばらく起き上がれない状態だったが、２分ほど治療を受けてピッチへ戻った。

　44分には右サイドからドリブルで切れ込み、最後はジョン・カリカブルがシュートを放つもGKにキャッチされた。怪我の影響もあったのか、久保はハーフタイムに交代となっている。
 

　この負傷にファンも紛糾。試合を配信したWOWOWの公式YouTubeが負傷シーンを含めたハイライト動画を投稿すると、「ふざけんなよ」「久保に怪我させるんじゃねー！」「この時期のケガだけは勘弁してほしいわ」「ひでーえぐられ方してたね…」といった声が寄せられた。
    
　ただ、心配はないようだ。試合後、久保本人が自身のインスタグラムのストーリーに「僕は元気です」と投稿。スペイン紙『Mundo Deportivo』も次戦のベティス戦にプレーできるとの見方を示している。

　カタール・ワールドカップを控えているだけにヒヤリとさせられたが、杞憂に終わったのは幸いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「ひでーえぐられ方」「ふざけんなよ」とファン紛糾！久保建英の負傷シーン