日本代表選手たちが同居するグループは、最終節を残して大激戦となった。

　10月26日に行われたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第５節、グループDのトッテナム対スポルティングの一戦は、１-１のドローに終わった。一方、フランクフルト対マルセイユは２-１でホームの前者が制している。

　この結果、グループDは首位トッテナムを１ポイント差でスポルティングとフランクフルトが、２ポイント差で最下位マルセイユが追う展開。決勝トーナメントに進出する２チームは、最終節の結果次第となっている。

　この日、スポルティングの守田英正は先発出場したが、負傷で61分に交代を余儀なくされた。イタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』は、採点記事で守田に６点をつけ、「わずかな出番となったが、ルベン・アモリム監督の戦術において重要。ケガで交代」と伝えた。
 

　一方、フランクフルトの鎌田大地は、開始３分に先制点を奪取。中央にできたスペースを突き、左からのクロスを受けて右足でシュートを流し込んだ。鎌田は前節トッテナム戦に続く２試合連続弾となる。

　フル出場した鎌田について、TUTTOmercatoWEBは７点をつけ、「中盤でインテリジェントに仕事し、見事な中央への飛び出しから先制点を挙げた」と称賛している。

　11月１日の最終節では、守田が所属するスポルティングと、鎌田や長谷部誠が所属するフランクフルトが対戦。負傷交代した守田のコンディションなど、条件がそろえば再び実現する日本人対決の一戦は、グループステージ突破をかける大一番となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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