横浜FCの中村俊輔が、現役ラストゲームで披露した鮮烈なサイドチェンジに反響が集まっている。

　横浜FCは10月26日、J２最終節でロアッソ熊本と対戦し、４－３の勝利を収めた。この試合は、18日に今シーズン限りでの引退を発表した中村の現役ラストマッチ。アウェーゲームながら、会場のえがお健康スタジアムには、２万1508人もの観客が訪れた。

　今季初先発を飾った中村の現役最後のプレーで、Jリーグ公式ツイッターが注目したのは16分のプレーだ。長谷川竜也の落としに、敵陣中央で反応した中村がダイレクトで右サイドへと展開。カーブをかけて美しい放物線を描いたボールは、イサカ・ゼインに繋がった。
 

「遠い選手も見えています…！ 横浜FC中村俊輔選手の正確なサイドチェンジ」と題してJリーグが公開した動画には、ファンから「バウンドしてピンポイントで選手のとこに行くのすごいな」「待ってたぜ！とバックパスを待ってる感じが好きです！」「ファンタジスタ健在」「桐光ホットライン」「会場がどよめいたやつ」といった賞賛の声が上がっている。

　希代のレフティは60分までプレー。ピッチを出る際には、スタジアムに訪れた観客から大きな拍手が送られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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