「ラ・レアルでベスト」圧巻ゴラッソが取り消しも…久保建英に現地メディアはチーム最高評価!「無効になった素晴らしいゴールを決めた」

2022年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ライン間でうまくプレーし、マークを巧みに外した」

前半終了間際にゴラッソを叩き込んだ久保。味方のファウルで取り消しとなった。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地10月22日に開催されたラ・リーガ第11節で、久保建英が所属する3位のレアル・ソシエダが、11位のバジャドリーと敵地で対戦。開始16分にセルヒオ・レオンに奪われた1点を重く響き、0―1で敗れた。

 リーガでは7試合連続で先発に名を連ねた久保は、この試合でも2トップの一角に入る。ただ、相棒のアレクサンダー・セルロトが欠場し、国内リーグでは今季初スタメンのカルロス・フェルナンデスとコンビを組んだため、ここ数試合で主戦場だった"左サイド寄り"ではなく、"右サイド寄り"でプレーした。

 ソシエダが5バックを敷いた敵の守備ブロックをなかなか崩せないなか、久保が何度か突破を図るも崩しきれない。37分には、右サイドからカットインしてミドルを狙うが枠を外れた。

 45分には、カウンターでブライスからボールを受けた久保が、追ってきたDFを巧みにかわして得意の左足を一閃。強烈なゴラッソを叩き込むも、オンフィールドレビューの結果、ボール奪取のシーンでファウルがあったとして、ゴールは認められなかった。
 

 後半はチーム全体が停滞するなか、久保もなんとか状況を打開しようと奮闘するも、74分にベンチに下がっった。

 それでも現地メディアの評価は上々だ。スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版は、DFのイゴール・スベルディア、MFのマルティン・スビメンディと並ぶチーム最高評価の「7点」を付与。次のように称えている。

「ラ・レアルで最高の選手のひとり。非常に活発だった。彼はライン間でうまくプレーし、マークを巧みに外した。スビメンディのファウルのために無効になった素晴らしいゴールを決めた」

 ビハインドの状況で、チーム最多得点のメンデスよりも交代が遅かったという事実からしても、イマノル・アルグアシル監督は、「今日、何かを生み出すならクボ」と考えていたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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