直撃!ワールドサッカーダイジェスト編集部「『抜くドリブル』と『運ぶドリブル』の違いは?」

2015年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「運ぶドリブル」は意外とこれまで深堀されていない。

 サッカーダイジェストWebが、ワールドサッカーダイジェスト編集部を直撃!
 
 サッカーと雑誌作りに情熱を傾ける編集部を定期訪問して、世界のサッカーの最新事情からワールドサッカーダイジェスト最新号の内容まで、根掘り葉掘り聞き出します。
 
――◆――◆――
 
――『ワールドサッカーダイジェスト』の10月15日発売号の特集は、「2015-2016シーズン 新・ドリブル大全」。その名の通り、「ドリブル」にフォーカスしていますね。
 
編集長:はい。攻撃にアクセントをもたらし、決定機を作り出す不可欠なドリブルを、改めて検証しています。
 
――面白いのが、ドリブルを2つに分けて解析している部分です。「抜くドリブル」と「運ぶドリブル」にジャンル分けされています。どのような定義があるんですか?
 
編集長:メッシやアザールが得意な敵を置き去るタイプを「抜くドリブル」、エジルやシルバがうまいラン・ヴィズ・ザ・ボールを「運ぶドリブル」と定義付け、それぞれの名手やどんなゾーンや局面で使われるかを検証しています。
 
――たしかに、「抜くドリブル」は見栄えもするのでスポットが当たりやすいですが、「運ぶドリブル」は意外とこれまで深堀されていない部分ですよね。
 
リーガ担当:そうなんですよね。例えばメッシは「抜くドリブル」の代名詞ですが、「運ぶドリブル」もすごく効果的に使っているんです。
 
ブンデス担当:ロッベンも敵を抜き去ってシュートというイメージが強いと思いますが、カウンター時の「運ぶドリブル」も世界最強クラスのクオリティーです。

――逆に「抜くドリブル」の質が高い旬のドリブラーとして、ドグラス・コスタ、スターリング、サラ―を分析していますね。
 
セリエA担当:はい。現役イタリア人監督によるお馴染みの「カルチャトーレ解体新書」で考察しています。3人の特徴や違いが一目瞭然だと思います。
 
――第2特集は「いま気になって仕方がない 中堅&マイナークラブ TOP10」です。
 
プレミア担当:スウォンジーをはじめ、フィオレンティーナ、セルタ、マインツなどをピックアップし、それぞれの興味深い部分に迫っています。
 
――インタビューはモドリッチ、マルシアル、オリベル、そしてバロテッリです。一番の注目は?
 
セリエA担当:やっぱりバロテッリですかね。珍しく真面目な発言もあれば(笑)、いかにもらしい自信満々のコメントもあります。
 
――連載でお薦めはありますか?
 
編集長:シャルケのザネとトッテナムのデル・アリに迫った「誌上天体観測 新星発見」、マルキージオの「フットボーラー ファッション診断」、バレロンとスアレス記者の「Futbool合評会」などです。是非お買い求めください!
 
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