絶好調アーセナル、二度追いつかれるもリバプールを3―2撃破!今季プレミア初先発の冨安健洋はサラー封殺などフル出場で存在感

2022年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

サカが2発、マルチネッリが1G1A

サラーと対峙する冨安。(C)Getty Images

 現地時間10月9日に開催されたプレミアリーグ第10節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルと10位のリバプールが、前者の本拠地エミレーツで激突。ジンチェンコが欠場するなか、冨安が左SBでリーグ戦では今シーズン初めて先発入りを果たした。

 ここまで7勝1敗と絶好調のアーセナルは、1分も経たずして試合を動かす。ウーデゴーのスルーパスを受けたマルチネッリが、右足で冷静に流し込んだ。

 対してわずか2勝と、苦戦を強いられているリバプールは12分、アレクサンダー=アーノルドのCKにファン・ダイクがヘッドで合わせるが、クロスバーの上を越える。

 なおも攻め込むアウェーチームは、34分に同点に追いつく。ディアスのクロスをヌニェスが上手くスライディングで押し込んだ。今夏に8500万ポンド(約140億円)もの移籍金で、ベンフィカから加入したウルグアイ代表FWは、フルアムとの開幕戦(2-2)以来の得点となった。

 それでもホームチームは45+5分、カウンターからマルチネッリがグラウンダーのクロスを送り、大外でサカがフィニッシュ。前半のうちに勝ち越しに成功する。
 
 リバプールは再び追いかける展開となるが、53分にジョッタのラストパスから、負傷したディアスと代わって入ったフィルミーノがネットを揺らし、すぐさま2―2のタイとする。

 69分にはリバプールが2枚替えを敢行。マッチアップした冨安に完全に抑え込まれ、精彩を欠いたサラーと、マティプを下げ、ファビーニョとコナテを送り込む。

 点の取り合いとなるなか、迎えた76分にガブリエウ・ジェズスがエリア内でファウルを受け、アーセナルがPKを獲得。これをサカがきっちりと決め、三度リードを奪う。

 2試合の延期もあり、リーグ戦で1か月以上勝利がないリバプールはその後、必死の反撃に出るも、追いつくことはできず。このまま3―2でタイムアップの笛が吹かれ、アーセナルが白熱の一戦を制した。

 なお、終始落ち着き払った対応を見せた冨安は、フル出場で公式戦5連勝に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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