「歴史を作る瞬間に立ち会ってもらいたい」J2岡山がクラブ史上初のJ1昇格へ向け声明! 次節勝利で参入PO進出が決定

2022年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「J1昇格を掴み取る、そのチャンスが目の前にあります」

岡山がJ1昇格へ向けて、改めてサポーターに団結を呼びかけた。写真:鈴木颯太朗

 J2ファジアーノ岡山は10月1日、「岡山に関わるすべての皆さまへ」と題した声明を発表。J1昇格へ向けた決意を示した。

 岡山は現在、リーグ戦38試合を終え、19勝12分7敗の勝点69で3位。J1参入プレーオフ圏内に位置し、クラブ史上初となるJ1昇格に手の届くところまできている。

 そんななか、北川真也代表取締役社長がクラブの公式サイトを通じて、サポーターへメッセージを送った。

「いつもご支援、ご声援をくださり、ありがとうございます。1月の新加入会見において、クラブを取り巻く環境変化を考えると市民クラブがJ1昇格にチャレンジできる時間的な猶予は残されていないという話をいたしました。同時に、私たちは市民クラブとしてそこに挑戦していくという決意を改めて述べさせていただきました。

 社会がコロナ禍から回復しつつある今年を勝負の年と位置付けて臨んだ2022シーズン、木山隆之監督率いるチームはここまで見事な戦いを見せてくれています。全てが順調に進んできた訳では決してなく、様々なアクシデントがありながらも、一つずつ乗り越えてきました。

 チームがここまで粘り強く戦ってこられたのは、いつもスタジアムで、DAZNを通して、様々な場所から選手を鼓舞し勇気づけてくださるファン・サポーターの皆さまのおかげです。そして、ご協賛企業や自治体、地域、ボランティア、メディア、お取引先企業、岡山県サッカー協会を始めサッカー関係者、他競技団体、シティライトスタジアム、本当に多くの方に支えられ、J1昇格を掴み取る、そのチャンスが目の前にあります」
 
 そのうえで、"勝負の10月"に向けて、改めてファンに団結を呼び掛けた。

「リーグ戦は残り4試合、勝負の10月です。その中でもホームで戦えるのは10月16日(日)の秋田戦のみ、他の3試合はアウェイの地での戦いとなります。初めてのJ1昇格にチャレンジできるこの状況を、一人でも多くの県民の方とともに経験し、最後にともに喜び合いたい。岡山の子どもたちにJ1昇格という歴史を作る瞬間に立ち会ってもらいたい、そう思っています。

 アウェイでの戦いとなる金沢、甲府、東京。ぜひお時間や状況の許す限り現地へお越しいただき、ともに戦ってください。そして、10月16日(日)のホーム秋田戦、ぜひご家族、ご友人をお誘いいただき、満員のスタジアムで選手を鼓舞し一緒に戦いたいと思っています。いざ、J1昇格へ。皆さまと、ともに」

 岡山は2日に第39節でツエーゲン金沢と対戦。この試合に勝利して勝点を72に伸ばせば、J1参入プレーオフ圏内の5位以上が確定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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