J２で首位に立っているアルビレックス新潟が、今週末にもJ１復帰が決まる可能性がある。

　J２は１位と２位がJ１に自動昇格、３位から６位までがJ１参入プレーオフに出場となる。つまり、２位以内が決まればJ１昇格も決定する。新潟は第38節を終えて勝点77。２位の横浜FCが同74、３位のファジアーノ岡山が同69、４位のロアッソ熊本が同64で続いている。

　新型コロナや台風の影響で、全18チーム中10クラブの残り試合数が１試合少ないJ１とは異なり、J２は暫定７位・モンテディオ山形（勝点55）と19位の大宮アルディージャ（同38）以外の20チームは残り４試合。また、山形は大宮戦を含め残り５戦を全勝しても勝点は70で新潟には及ばない。

　新潟が今週末に２位以内を決めるには、第39節終了時点で３位以下のチームとの勝点を10以上にする必要がある。4位の熊本にはすでに13ポイント差をつけているため、"比較対象チーム"は勝点69の岡山のみだ。
 

　新潟が勝った場合、勝点は80に到達。岡山が引き分け以下で昇格が決定する。

　一方、新潟が引き分けだと勝点は78で、岡山が負けても９ポイント差のため、２位以内は確定しない。

　つまり、今週末で新潟が2017年以来のJ１復帰を決めるには、新潟の勝利と岡山の引き分け以下が条件になる。

　注目の第39節、４連勝中の新潟は10月１日に敵地で山形と、２連勝中の岡山は２日にアウェーでツエーゲン金沢と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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