日本代表は９月27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦。試合はドイツのデュッセルドルフ・アレーナで行なわれ、０－０で引き分けた。

　日本のスタメンは、GKはシュミット・ダニエル、４バックは右から山根視来、谷口彰悟、伊藤洋輝、長友佑都、ダブルボランチは柴崎岳と田中碧、２列目は右に堂安律、左に三笘薫、トップ下は南野拓実、ワントップは古橋亨梧という顔ぶれに。システムは４－２－３－１。

　前半は、エクアドルの勢いに押され、劣勢の時間帯が長かった日本。いくつか危ない場面を作られたが、GKシュミットの好守でゴールを割らせない。一方の攻撃では、40分に古橋がビッグチャンスを迎えるが、敵GKのファインセーブに阻まれる。

　スコアレスで迎えた後半、日本は古橋に代えて上田綺世を投入。前半と比べれば、ポゼッションで優位に立ちながら攻撃の糸口を探っていく。

　57分、左サイドを突破した三笘のお膳立てから、南野が左足でダイレクトシュート。これは惜しくも枠を捉えられない。

　ワントップに入った上田の基準点となるプレーも効果的で、攻撃で迫力を出しつつある日本。守備の局面では、中盤や前線の選手が精力的なプレスバックでピンチを未然に潰すなど、個々が身体を張って粘り強く守る。
 

　70分には相馬勇紀のクロスから上田がヘッドで狙えば、79分には堂安が好位置から狙いすましたシュート。しかしいずれもネットを揺らすことはできず。

　83分には、谷口がエリア内で相手を倒してPKを献上。しかし、このピンチで、シュミットがエネル・バレンシアの一撃をストップしてみせる。

　その後も一進一退の攻防が続くが、両チームともスコアボードを動かせず。ドロー決着となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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