「粘り強く。辛抱強く」森保監督は集中力を高く評価!今後はクラブでの活躍を期待「所属チームで存在感を放ってほしい」

2022年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「所属チームでの活躍が自然と代表の強化に繋がる」

ピッチ脇から指示を送る森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は9月27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表とドイツのデュッセルドルフ・アレーナで対戦した。

 日本は古橋亨梧らがチャンスを迎えるも、なかなかモノにできない。後半はさらに攻勢をかける一方で、終盤の83分には谷口彰悟がペナルティエリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上するが、これは守護神シュミット・ダニエルが見事にセーブ。強豪ひしめく南米予選を4位で突破した難敵との一戦は、このままスコアレスドローに終わった。

 勝ち切れはしなかったものの、森保一監督は気持ちを切らさず、90分間、集中力を持って戦い抜いた点を高く評価している。
 
「押されるシーンも多かったなか、前半から選手たちが粘り強く戦い、自分たちのペースに持っていくということを、辛抱強く戦ってくれた。後半もピンチもあったが、最後、我慢強く続けていけば我々のペースに持っていけるということ。最後にビッグチャンスもいくつかあった。

 ワールドカップを見据えて、難しい戦いをどうやって自分たちのペースに持っていく、勝ちに持っていくかということを、無失点に抑えながらよく選手たちは頑張ってくれた」

 カタール・ワールドカップ(W杯)の開幕までは2か月を切った。指揮官は改めて、代表はクラブでの活躍の延長線上にあると強調する。

「ここからのワールドカップに向けて、まずは所属チームでチームを勝たせる存在として、存在感を放ってほしい。所属チームでの活躍が自然と代表の強化に繋がると思うので、また日常を頑張ってほしい」

 森保ジャパンは今後、カタール・ワールドカップ直前に行なわれるカナダとの強化試合を経て、11月23日にドイツと本大会初戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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