現地時間９月17日にブンデスリーガ第７節が開催され、バイエルン・ミュンヘンはアウクスブルクと敵地で対戦。59分にメルギム・ベリシャに先制点を許すと、再三チャンスを作りながら最後までその１点を返せず。開幕から公式戦11試合目にして初黒星を喫した。

　ただ、守護神のマヌエル・ノイアーは、勝点獲得への執念を見せた。終了間際の後半アディショナルタイムだ。

　90＋３分、CKとなり攻撃参加。すると、ヨシュア・キミッヒのクロスに対し、上手くマークをかいくぐりヘディングシュート。しかし、枠を捉えきれない。諦めない背番号１は90＋５分にも再び、CKの場面でゴール前へ。

　今度はジャストミートさせ、強烈なヘディングシュートを枠に飛ばすも、相手GKラファウ・ギキエビチの左手１本でのビッグセーブに阻まれてしまう。その後の二次攻撃の際にも、攻め残っていたノイアーはこぼれ球に誰よりも早く反応し、11人目のフィールドプレーヤーとして食らいついた。
【動画】ジャストミートしたヘディングシュートは…ノイアーが見せた衝撃の攻撃参加をチェック！

　超攻撃的GKぶりを遺憾なく発揮した映像を、アメリカの大手スポーツチャンネル『ESPN』が公開すると、たちまち話題沸騰。様々なコメントが寄せられている。

「バイエルンの新ストライカー爆誕」
「ブンデス初ゴールまでもう少しだったのに」
「ノイアーを１シーズンでいいからフィールドプレーヤーで起用してくれ！」
「バイエルンと対戦するGKはみんな突然本当に上手くなる」
「ゴールキーパー vs ゴールキーパー」
「ノイアーも止めた方もすげーな」
「ギキエビチはポーランド代表に招集すべき！」
「なんでノイアーが誰よりも高く飛んでて、誰よりも早くセカンドボールに反応してるんだよ」
「彼にできないことは一体何だ？」

　カタール・ワールドカップではドイツ代表の最後の砦として、森保ジャパンの前にも立ちはだかるであろうノイアー。鉄壁のセーブは世界中に知られるところだが、攻撃面も破壊力抜群だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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