昨年夏に移籍して以降、古橋亨梧がセルティックのサポーターと良好な関係を築いているのは、日本代表ストライカーがゴールを量産したからだけではない。異国の地に馴染もうと努め、街やファンとの結びつきを大切にしてきたからでもある。

　古橋は先日、グラスゴーで行われたセルティックについてのミュージカルを鑑賞した。同じくショーを楽しんだアンジェ・ポステコグルー監督は、クラブ公式チャンネルで「みんなが良い時間を過ごせた。素晴らしいお話だね」と話している。（セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』より）

「キョウゴのような選手たちもその場にいたことは素晴らしい。彼はこのクラブと恋に落ちたんだ。（スティーブン・）ウェルシュが字幕みたいものをあげていたから、彼も大方分かったんじゃないかと思う。サポーターと一緒にいられるのはいつだって素晴らしい。とても見る価値があったと思う」

　同じくポステコグルー監督のコメントを報じた専門サイト『THE CELTIC BHOYS』は、「その愛情がお互いなのは確かだと言える。ファンがこれほどの受け止め方をした選手は、長年においても数少ない」と伝えている。

「そして日本代表のスターが、セルティックでのゴールと素晴らしいパフォーマンスでサポーターの信頼と愛情に報いているのは確かだ」

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　同メディアは「彼が今後もセルティックでこういったパフォーマンスを続けていくのを願うばかりだ」と、元ヴィッセルのストライカーがこれからも長くスコットランドで活躍するのを見たいと期待を寄せた。

「今の調子なら、プレミアリーグのクラブからお呼びがかかるのもそう遠くないかもしれない。今までは何も進展がなかったが、すでに一部のチームに関する噂はあった。今後もそのままであるのを願う」

　古橋とセルティックの愛の物語はいつまで続くのか。これからのストーリー展開にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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