現地９月13日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージの第２節（D組）で、鎌田大地と長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは、敵地でマルセイユと対戦。１－０で勝利を収めた。

　この試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝く躍動を見せたのが、ボランチで先発した鎌田だ。

　中盤で落ち着いてゲームをコントロールすれば、２列目に上っていた79分には、裏抜けして敵GKパウ・ロペスとの１対１を制し、ネットを揺らす。しかし、これは半自動オフサイドテクノロジーによって、ゴールは認めらなかった。
 

　そのシーンとともにファンが注目したのが、54分のドリブルだ。自陣でボールを受けた日本代表MFは、マーカーに激しいタックルを受けながらも倒れずの持ちこたえ、左足で右サイドにボールを展開。チャンスを作り出している。

　試合を配信したWOWOWの公式YouTubeが、ハイライト動画を公開すると、この場面に「鎌田のドリブルからの展開すばらしい。元マドリーの司令塔レドンドのようだ」「キープとシンプルな判断が素晴らしい、エレガント」「こういう倒れないドリブル見てると、中田英寿思い出すな」といったコメントが寄せられた。

　今シーズンは新境地のボランチでも評価を高めている鎌田。この運ぶドリブルは魅力のひとつだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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