Jリーグは９月10日、J１第22節の１試合と、同26節の３試合を各地で開催。埼玉スタジアム2002では26節の浦和レッズ対セレッソ大阪が行なわれ、１－０でC大阪が勝利した。

　立ち上がりは、両チームとも高い位置からの守備が奏功し、互いにチャンスを作れない展開。決定機がないまま時間が進んだ。

　そうした流れのなか、先制したのはC大阪。24分、自陣で得たFKから素早くリスタートすると、左サイドを突き進んだ為田大貴の浮き球のパスに、右サイドから走り込んでいた加藤陸次樹が右足のボレーで合わせてゴールに突き刺す。この日、最初の得点機をモノにした。

　C大阪は直後の26分にも毎熊晟矢の折り返しから加藤が決定機を迎えたが、得点ならず。その後は浦和がボールを握る展開になったが、C大阪の守備ブロックを突破できず。試合はC大阪の１点リードで前半を折り返した。
 

　浦和は、ハーフタイムで酒井宏樹、小泉佳穂、ダヴィド・モーベルグを一気に投入。後半開始からボールを保持して敵陣で押し込むが、C大阪の中央を固めたディフェンスを前に攻めあぐねる。

　浦和が攻勢をさらに強める一方、C大阪は最後まで高い集中を保ち、失点を許さず、完封勝利。暫定４位に浮上した。浦和は４戦ぶりの黒星で、暫定９位のまま。

　次節は９月17日、浦和は湘南ベルマーレ、C大阪はジュビロ磐田と、ともに敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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