【J1採点&寸評】神戸0-0名古屋|得意のドリブルやクロスで好機創出、相馬を最高評価! トゥーレル&菊池の守備が光る

2022年09月11日 白井邦彦

神戸――収穫は無失点だった点

【警告】神戸=郷家(62分)、汰木(87分) 名古屋=なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】相馬勇紀(名古屋)

[J1第29節] 神戸0-0名古屋/9月10日/ノエビアスタジアム神戸

【神戸|採点】
スタメン)
GK
飯倉大樹 6

DF
山川哲史 5.5(HT OUT)
菊池流帆 6
マテウス・トゥーレル 6.5
酒井高徳 6

MF
飯野七聖 6
山口 蛍 6
大﨑玲央 6
汰木康也 6.5

FW
佐々木大樹 5.5(84分OUT)
武藤嘉紀 6

途中出場)
MF
郷家友太 6(HT IN)
DF
初瀬 亮 ―(84分IN)
 
監督)
吉田孝行 5.5
 
【神戸|寸評】
 前節の4-1-2-3から変更し、武藤と佐々木を前線に配した4-4-2の布陣。前半はボールを支配したが深い位置まで攻め込めず。後半は郷家投入で右サイドの活性化に成功も無得点に終わった。

 前半はGK飯倉を使ったビルドアップからチャンスをうかがった。攻撃では左サイドの汰木と酒井が起点を作ったが、右サイドは飯野と山川が孤立気味に。後半は山川に代えて郷家を投入し、飯野を右SBへ下げた。それにより狙い通り、右サイドが活性化。86分にはCKの流れから、飯野のクロスに郷家が頭で合わせ、ポスト直撃の決定機を生んだ。守備ではトゥーレルのカバーリング、菊池の対人の強さが光った。収穫は無失点だった点。次につながる勝点1だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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