「バルサを馬鹿にした」バイエルン会長カーンの“微笑”を巡って独&西メディアが早くもバチバチ!「へそを曲げているようだ」

2022年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リスペクトを欠いている!」

CL抽選会におけるバイエルンのカーン会長の態度が波紋を広げている。 (C)Getty Images

 現地時間8月25日、2022‐23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの組分け抽選会がトルコのイスタンブールで開催。バイエルン、バルセロナ、インテル、プルゼニが同居したグループCは"死の組"として周囲の関心を集めている。

 そのなかでも注目は、バイエルン対バルセロナのカードだろう。2019-20シーズンの準々決勝ではバイエルンが8-2で大勝し、21-22シーズンではGSで相まみえ、ホーム&アウェーともにバイエルンが3-0で勝利。近年はバイエルンがやや優勢だ。

 こうした過去の栄光が頭をよぎったのか、バイエルン会長オリバー・カーンが、ドローの瞬間にニヤリ。その"微笑"が波紋を広げている。
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 スペイン紙『SPORT』は、「バルサを馬鹿にしている」と怒りを込めて報じている。

「CLの抽選でバイエルンと同じ組にバルセロナが呼ばれた際、カーンは座席で控えめな笑みを浮かべているところを撮影された。バイエルンの総帥は、ロベルト・レバンドフスキの移籍が成立する前、バルサとの獲得交渉において相手を厳しく批判し、選手のことも厳しく批判した。

 テレビカメラがとらえた際、カーン会長は満面の笑みを浮かべていた。リスペクトが当然とされるこの場において、異例の態度だった」

 一方、ドイツ紙『BILD』は「スペイン人はカーンの態度におかんむりだ」と伝える。

「CLという舞台で、バイエルンは旧友との再会を果たすことになる。ハサン・サリハミジッチSDは、『こんなめぐり合わせはサッカーだけだ』といたく感激していたようだ。『昨シーズンも対戦したバルセロナは、よく強化されたトップチームがある。レバもいる。エキサイティングな2試合になるはずだ』と語る。

 だが、抽選会の直後からスペイン紙は『カーンがニヤリと笑った。リスペクトを欠いている!』と怒っている。彼らの背景には、レバンドフスキの移籍に際して起きたもめごとがあるのは想像に容易い。移籍金を巡ったやり取りに、どうやらスペイン側はまだへそを曲げているようだ」

 果たして今回の対戦はどのようなドラマを生むのか。"場外乱闘"も含め、注目のカードになることは間違いない。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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